すべり台(仮)

本日もおすべりしてます

そうして始まる。

今日ちょっとした気持ちの変化がありました。

梅雨が明け、夏真っ盛り…基、殺人的な暑さを理由に趣味のウォーキングを3週間ほどお休みしていました。

来る日も来る日も30℃以上の猛暑日。もちろんそんな中でもランニングをしている勇者を目にすることもあります。その度に到底自分には真似出来ない所業だ。身体を壊してダウンしたら元も子もない。大人しく熱中症対策をして室内にいようと日々過ごすのでした。


しかしそんな日々にも限界が来ました。暑さ以上になまった身体の心配が勝り、更には精神的にもモヤモヤが溜まり生活に悪循環が生まれていたのです。あー!もう暑くてもなんでもいいから太陽の下で動いて汗かいてスッキリしたい!!!!そう思い立った私はお気に入りの公園へ車を走らせたのです。


私を待ち受けていた緑。眩しい。ギラギラに晴れている。汗をかくつもりできたのでかけばかくほどに嬉しいのです。家の中でも動き回れば大量に汗をかきます。何故こんなに汗まみれなんだ?と半ギレで嘆くほどに不愉快な汗です。それとはまったく違う、こっちから太陽の下に出てかく汗は私を爽快にさせました。歩きながら考え事でもしようかと思いましたが浮かんでは消えまとまりの無い言葉がちらつくばかりではかどりませんでした。でもそれでも良かった。右、左、右と脚を交互に進める行為、否、尻が歩いているのだ!とそれだけのことが愉快に思えたのです。ああ、サルスベリの花が咲いてると見上げて上を向くなんていつぶりだろうとはーーーっと息を吸い込みました。暑かった。


家に帰りシャワーで汗を流しよく冷えた室内で食事をした後、久しぶりに家族とゆっくり時間を気にせず会話をしました。懐かしい話を笑いながら。それが…随分長く忘れていた感覚でした。毎日顔を合わせているのに、こんな風に相手の話を聞いて、それに相槌をして自分もそれに応えて。もう長い間、私は心ここに在らずでぼんやりし、話しかけられても余裕が無く、勝手に決めつけては悲しみ、相手を諦め、時に苛立ち、自分の殻に閉じこもっていました。

だから、こうして以前の様にたわいもない話で笑い会えたことが嬉しかったのです。ここまで喜んでいるのは私だけなのかもしれません。ただやっと少しだけホッとできたのです。


今日の学び


お日様の光は偉大。

ゆっくり会話することは大事。